2017年03月27日

人生の計画と高齢化後の介護の準備の必要性

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少子高齢化ということで、長寿社会の日本では、長生きができるということに価値があるのではなく、高齢化後にどれだけ幸せに健康に生きていくことができるのかということが重要になってきています。以前は長寿ということはそれだけで幸せなことで、長寿の人を見ると運が良い幸せな人たちだというイメージでした。

しかし、高齢化社会では、誰もが長寿なので、高齢者になってからの長い人生をどう過ごせばよいかということが問題になってきます。とくに女性は男性よりも長生きなので重要な問題になります。それで、終活という考え方が生まれてきました。

人生の終わりまでの活動ということで、様々な準備を整えておくということもですが、如何に幸せに老後を過ごせるかということもあわせて、人生のプランを考えるという活動です。具体的な内容としては、残された人たちが迷惑にならないように経済的な準備をしておくことや、その時のために身の回りの整理整頓をしておくということなども含まれます。最近ではインターネットを利用する場合も多いので、インターネットの中の情報を自動的に亡くなった時に整理ができる、消すことができるサービスなどもビジネスとして生まれてきました。その他子孫がいないということでは、墓じまいというサービスもあります。永代供養などもあり、ビジネスとしても大きな広がりを見せています。その中でも介護の問題は重要です。介護を如何にクリアするかということも十分計画を立てておく必要があります。